さて、昨日予告したとおり本バトン書きたいと思います。ワシのような東洋医学者っぽい格闘家っぽい熊(熊言うな)の読書履歴を知りたいとは…チャボさん、貴兄は多分少数派ッスよ。まぁ、デビットボゥイの素敵尻が乳バトンで出てましたし同じ匂いを感じないでもないですLOVE!自分もDBは『ラビリンス魔王の迷宮』の時から結構CD買ってますからねぇ。でも自分がファンなのはジェニファーコネリーの方ですから念のため。フンドシ尻は高田でもノーサンキュー。


1.持っている本の冊数
 数えた事無いスけど、自室に二重本棚が3つと専門書入れてる押入れ本棚が一つあります。基本的に欲しい本以外は借りて読む派なので月2くらいで図書館通い。漫画も結構買いますが、漫画棚は常に満杯なので漫画は入れ替えて月1で売る感じ。前に溜めて本棚の上に平積みしてたら地震で死に掛けましたし(マジ)。


2.今、読みかけの本 or 読もうと思っている本

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

 図書館で2週間前に頼んだんだがまだ来ないので読書熱を溜め中。中央図書館早ぅしてくれ(TT 現在は誰か借りっ放しで読めてなかった『回天の門/雲奔る 藤沢周平全集 第七巻』をダラダラ読む毎日です姉さん。雲井龍雄は格好良いので皆も読むと良い。


3.最後に買った本

 中学時代に親父の車の中で偶然見つけて読んで感銘を受けた本の加筆版だったんで購入。ソノラマは商売上手すぎっちゅうねん。表現が今に比べるとかなり古臭いが、その輝きは少しも陰りを見せない素晴らしい出来の伝奇だと思う。剣道練習の時に木刀に『阿修羅』とか名前つけて振ってたなぁ…


4.特別な思い入れがある本(5冊まで)

はなはなみんみ物語 (はなはなみんみ物語 (1))

はなはなみんみ物語 (はなはなみんみ物語 (1))

ゆらぎの詩の物語 (講談社文庫―はなはなみんみ物語)

ゆらぎの詩の物語 (講談社文庫―はなはなみんみ物語)

 多分最初の読書狂発症のきっかけとなった小説。児童向けながら結構シビアな展開多かったり、話がシンプルな癖に妙に伏線が効いてたり、キャラクターが全員共感できたりと小説の見本のような小説です。時々思い出したように読み直しちゃうけど何度読んでもハラハラし通し(幾つだお前)(もうすぐ30)で本当にスゲェ本。多分最初の読書転換期だと思うのでここに書く。

グリーン・レクイエム (講談社文庫)

グリーン・レクイエム (講談社文庫)

 高校初期に読んでSFにハマるきっかけになった小説。コイツのお陰(でも無いか)で高校3年間は柔道場と図書館を往復する破目になる。図書館第2書庫(貴重本多数の為空調効いてる)で転がって読書→柔道部の顧問が「柳生居らんかー!?」と乱入→強制連行→部活終了後、司書の先生帰るまでまた転がる、のコンボを繰り返す青春でした。ワシの高校って元女子高だったんで男女比がえらく偏ってたんですけど7割が女子という今思えば夢のような環境で俺ァ3年間何をやってたんだか…

オネアミスの翼―王立宇宙軍〈1〉 (ソノラマ文庫)

オネアミスの翼―王立宇宙軍〈1〉 (ソノラマ文庫)

 若さを代表するような本。後にアニメーションになったけどそれも出来が良かった。挫折と復活。そして深い挫折とそこからの帰還。そして達成。今読んでもその瑞々しさは変る事無く染みてきます。高校時代に読んでおきたい青春群像小説の傑作。

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

姑獲鳥の夏 (講談社ノベルス)

 これ読んでて大学の駅を行き過ぎて戻っちゃった位面白かった。あの分厚さも最初は抵抗あったけど今は普通だしネ!(普通じゃねぇ)この本読んでから、結構読んでたライトノベル系の小説が全く読めなくなった覚えあるから、まぁそれだけ感銘を受けた本です。個人的には次作の魍魎の匣 (講談社ノベルス)のほうが好きなんだが。

 自分にどうしても自信が持てなくなった時に読み直す小説。「如何にプロがプロであるべきか」を自分に問うてくれるので、客観的に判断を下す為のカンフル剤的な役割を果たしてくれる感慨深い本です。ただ問題なのは、早川は大体そうなんだが死ぬほど読み辛いってとこでしょか。読み慣れた俺でも時々寝る偉大な本。



こうやって並べてみると東洋医学欠片も無ェじゃねぇかと突っ込まれそうですが実際そうです。っていうかあっち系の本って俺仕事で読んでる教科書みたいなモンですから、感銘とか受けないんですよねぇいやまぁ意釈黄帝内経霊枢とか傷寒雑病論とかは毎日見てるけどアンチョコだしなぁ。東洋医学は古典が教科書なんですよ。陽明学とか推拿とか鍼灸関係も嫌言うほど読むけどとりあえずそゆことで。