本日はあと、新シリーズとして「サルでもわかる素問・霊枢」を連載したいと思います。まぁ思いつきなんでいつまで続くかアレなんですけど…御笑読頂ければ幸いです。
  
 「素問・霊枢」と言うのは鍼灸の元祖みたいな本でして、黄帝が先生に健康の質問を淡々としていくという面白くもなんともない素晴らしい古典なのですが、元が漢文なのと内容の難解さから今まで読む気がしなかっ(r …まぁ今の機会に簡単に解説していこうというコーナーです。ワシ自身が先行き不明なのですよ。
 
 それとこのコーナーを読む時の決まりなのですが細かいとこに突っ込まないと言うのをお守りください。厳守ッスよ厳守。
 
 <<登場人物>>
 
黄帝さん…姓は公孫、名は軒轅。でも面倒なんで黄帝。生まれた時から頭良いとか大人とタメ口きいてたとか言われてましたが、まぁ100歳越えるまで生きてたっちゅう元気な人。現在ではその存在自体を否定する人も多いレベルのスーパー帝なので比較的偉そう。
 ただおっさん同士の話を書いてもおもろないんで、イメージ的に清楚な美人お嬢様(髪型は無論腰までのロング)でやりますんでそのつもりで。
 
・岐伯さん…黄帝さんの先生。あんまり詳しいことは判んないのですが、天子の先生さんなんで頭の良い人というのは確か。最近はラノベで活躍しているらしい。
 こっちもショタ系でも…と思ったんですがさすがにあざといんでこっちは普通の若者で行こうかなぁ。後付け設定も考え中。
 
 と、いうわけで見切り発車でございます。
 
 

第一回 上古天真論-其の一

 
  
黄帝さん  「岐伯先生。一寸質問してもよろしいでしょうか?」
岐伯さん  「…なんスか?」
黄帝さん  「上古時代(縄目を文字代りにしてた位古い時代)の人達って、100歳を越えてもお元気でいらっしゃるじゃないですか。皆さん平気でキビキビ動いてますし…でも、今の人達は50歳前後でおいぼ…(コホン)元気が無いご様子。これは今と昔の時代の違いが原因なのでしょうか。それとも今の人の心が養生を心得ないからなのでしょうか。」
岐伯さん  「あー、昔の人達はよく判ってたッスねぇ確かに。自然の事も良く知って逆らわなかったッスし、飯とか運動とかも無理な事はやってなかったッスよマジで。だから寿命バリバリまで生きられてたってのは確かッス。今の人は酒飲み過ぎるし、マジ勘違いして不健康な事ばっかやってるッスからねぇ。酒飲んだ勢いでエロい事するし、それ以外にもエロい事しますし、すっからかんになるまでエロい事しますしねぇ…。」
黄帝さん  (赤面)
岐伯さん  「だからまぁ健康に逆行したり節度の無ェ生活してるんで、そりゃ老いぼれるってモンですよ。50歳前後で耄碌すんのも当然ッス。」
 
(其の二に続く)