偏ってますが概ね正解の鍼灸事情
こんにちわ。患者が途切れた時に更新してる柳生です。暇だよな俺。
前回は微妙に違うTCMと日本東洋医学を解説しきれなかったのですが(難しいのよ)、今日はその辺も踏まえて日本で使われてる東洋医学(モチ鍼灸ね)について書きたいと思います。…読者いるのか?
☆さて、どの秘孔を突いてやるかな…
これは何処でも一緒だと思うんですが、鍼灸治療ってのは『先ず問診』といわれてます。基本的に鍼灸師は、血液検査×レントゲン×MRI×(ホントは血圧も聴診もNGっぽいんだけどね)等機材を使ったり検査をしたりってのは駄目です。忙しいときなんぞ検査できる医者に殺意を抱くこともある位なんですが、その為に鍼灸師が行うのが四診と言われる技術なのですョ。望診・聞診・問診・切診という伝統的な鑑別方法なのですが、はっきし言えばコイツの腕が鍼灸師の腕ですな。この鑑別でどの経絡を突くかを決定するのです。つまり一瞬で判断できるケンシロウは神。
で、まぁ、経絡経穴の選択となるんですが、日本で使われてる選択方法は六十九難とか七十二難とか色々使われてるようで、行き付けの鍼灸院でもある方はそこのセンセに聞いてみるのも一興。局所治療オンリー(痛むとこにぶっ刺すだけ。でもかなり効くぜ?)の場所や経絡テストみたいな新興理論を使ってるとこもあるようなので、もし鍼灸院を選ぶような機会があれば聞いて参考にするのもOK。実は十人十色な業界なんスよ。