陰陽五行

そろそろ東洋医学の話でも書いとかないと自分でも東洋医学者だって事忘れそうなんで、今日は基本的な「陰陽五行論」について。ここテスト出るでー。義務教育やないんやから付いて来れんかったら置いてくでー。

☆気になる気

さて、気ってのは皆さん良く聞くっしょ。所謂胡散臭ェオヤジが自分に説得力を持たせる為に良く使う…じゃないくて、まぁ…日本で一般的な認識の気ってのは「怪しい」「あんのかそんなもん」「それこそ気の所為じゃねぇか?」程度のモンだと思います。俺も見たこと無いしな。ですから、ここで古典的な気の解説をしてみたいと思います。
古代中国では、気っつぅのは「空間と時間を具体的に顕したもの」と解釈されてました。例えば、「宇宙の始まりは混沌とした広がりであり(太易)、その混沌の中から気は生じました(太初)。その気が分化して清軽な気(陽気)と重濁な気(陰気)に変化し、清軽な気は昇って天となり重濁な気は降りて地となります。更にその陰陽二気から四季が生じ、更に更にそれによって万物(人含む)が生じるのです。」(列子・天端篇&淮南子・天文訓より)てな感じで解説されてきました。また、人の中では「両親から陰(母)と陽(父)の精気を受け、それが合わさって人が生じる。」「天の陽気(空気中)と地の陰気(飲食物)を取り入れて生命活動を維持。」「体内の陰陽の気が調和していれば健康であり、陰陽のバランスが崩れると病気になり、気がなくなると死ぬ。」荘子・知北游篇&素問・六節蔵象論篇&霊枢・決気篇)

特に最後の部分が、俺らの仕事って訳です。



まぁ、判るよーな判らんよーな…って感じですが、それが正解。基本的にはそんなモンだと思って頂いててOKッス。真面目な話書きすぎて疲れたんで、続きは後日。