側面

 もはやこのblogの中でも苦しい記入NO.1(俺が)のこのコーナーですが、まぁできるだけ続けていきます。で、今日は側面。

 側面はその名の通り体の横の部分を通る経絡の問題なんだが、ここには中医的には「肝経」というのが走っとります。これは他の経絡と違って通り道としての機能が強く、上・下・内・外への気・血の流れをコントロールするという仕事をしてます。

☆点のまとめ

 さて、今まで3回に渡って『点(人間の働きの特徴)』について説明してきましたが、人体の点は前・後・側面を合わせて(五行学説の理論によって)5つに分けられます。この肝・心・脾・肺・腎をあわせて『五臓』と言うって事を憶えときませう。
 五臓は「気」(働き)を主として栄養をつくり、心・腎(後面)は陽気、肺・脾(前面)は気、肝(側面)は気血の流れのコントロールと言う感じで分担しとります。また気・血の不足による病気を虚症過剰や詰まり(瘀血)を実症と呼んでます。この辺の詳しい事はまた後日やるんで、名前だけ頭に入れとってくさい。