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昨日の結婚式で昼間ッから酒&戻って爆睡で体調悪し柳生ッス。人それを自業自得と呼ぶ
でもまぁスピーチも上手くいったし料理も旨かったし、新郎新婦も華やかで感動的な式でした。おめでとうⅠ君改めK君!(婿入りなのよ)早く部屋掃除してもらえ。
却説(さて)、土曜からの続きです。これ本当に終わるんだろうか・・・
急な傾斜の狭路を登り切り、草をかき分けて高台へと踏み込む。…汗ばんだ体に風が染み込んでくる。
しかし、そこには意外な風景が広がっていた。
(まだ上があるのか)
もう此処まで来れば乗りかかった船である。気を取り直すと、正面に続く道へと進んでいこうとする・・・・が、俺はある事に気づいた。
車の音がしない。
耳元を吹き抜ける風の音と、草を踏みしめる俺のブーツの音だけが響いている。
あれだけ峠を勢い良く駆け抜けるトラックや自動車の音が全くしないのだ。
下には確かに峠と車の走る姿が見えるのだが。
とりあえず、今は上へ行こう。
そう考えて俺は、改めて正面の傾斜を上っていった。
そこは、不思議な風景だった。
遠い昔、人が踏み荒らしたのであろう小石の散らばる地面の上に、等間隔に草が直立している。人の足が長い間入っていない証拠であろうこの浅黄緑の長い絨毯を、風が音を立てて通り抜けていく。
中央の木が、この広場を守るが如くその軽やかな腕を広げている。
…俺は入るのを躊躇われてその場に腰を下ろした。
この場所からでは最早下は全く見えない。
高さと傾斜のお陰で音も上がってこないのだろう。本当に静かである。
最終的に、俺はこの広場の中心に立ってみた。
此処は俺の秘密の場所である。
今度また来よう。そう思ってこの日はこの場所を後にした。
次はお弁当持ってこようかな。
閑話休題、これでこの日の冒険は終了である。
秘密の場所がまた一個増えました。