陰陽とカラダ

今日は先日の最後のとことちょっち絡めて、陰陽が人間構成にどんだけこじつ…もといどれだけ関わってるかを書きたいと思います。勉強してみると判るけど、これ考えた中国人は絶対に暇人だったと思う。普通考えねェよこんなこと

☆体作ります

先ず古典から。「人生れて形あるも、陰陽を離れず。」(素問・宝命全形論篇)とあるように、昔から人は生まれたときから陰陽を持つというのが基本として考えられてましたので、それから応用を重ねて「それ人の陰陽を言えば、外は陽と為し、内は陰と為す。」…つまり陽の部分が人の外側を作り、陰の部分が内側を作るとされました。これは具体的な体のことだけでなく働きも顕します。外へ働く力も陽から、内で働く力は陰から。この考えはまた発展して「五臓六腑」という働きの概念へと続くことになります。「人身の陰陽を言えば、背は陽と為し、腹は陰と為す。人身の臓腑中の陰陽を言えば、臓は陰と為し、腑は陽と為す。肝・心・脾・肺・腎の五臓は陰と為す。胆・胃・大腸・小腸・膀胱・三焦の六腑は皆陽と為す。」(素問・金匱真言論篇)


で、まぁ、この個々の働きの内容については…また後日ネ。
さぁて、お仕事お仕事…