酒飲みの東洋医学

 さて、久し振りに東洋医学のお話を。
 二日酔いっつぅのは東洋医学で言えば「食滞」(過酒により脾胃の働きに異常が出て消化が滞る)に当たり、しかも酒っつぅのは五臓六腑に染みるとあるように色々な臓腑に影響が出るわけで…肝に作用して精神活動を鈍らせたり(逆もあるか)、腎に作用して水分代謝を狂わせたり、心に作用して血脈の動きを増進したり…まぁ色々と影響が出るわけです。臓腑を適度に使うのは良いことなんですけど、過ぎたるは及ばざるが如し(誰かに聞かせてやりてぇ…)とあるように、一気に働かせすぎると弊害が出るっつぅ訳ですな。あぁ頭に響く…
 ちなみに飲食が原因になる疾患は『不内外因』と呼ばれて「労働・休養の過不足」「房事(エロスの事だ)の不節制」「外傷」なんかと並ぶ原因のいっこなんで結構重症だったりします。(過ぎる事をと呼ぶのは結構知らない人多し。別にエロスなネタだけじゃないのよ)
 肝陽の亢進・痰濁による頭痛、痰飲・食滞による悪心嘔吐とこの辺を治療してやると結構楽になったり。特効穴としては内関かが有名。あー効く効く…←セルフ治療中


 みなさんも過度の飲食には気をつけましょうね!(お前が言うな)

 
 熊倉隆敏もっけ(4) (アフタヌーンKC)田島隆/東風孝広カバチタレ! (19) (モーニングKC)」購入。もっけはスゲェ。最早ワシのバイブルとなりつつある。妖怪をここまで現実に合わせて描ける奴ぁ他にいるだろうか、いや居ない!(反語)

 追加:山崎峰水MAIL (3) (角川コミックス・エース)大井昌和いつもいっしょに 1 (バンブー・コミックス)」購入。MAILは映画化らしいが、まぁ確かにホラーとしては映画化しやすい構図だと思う。まぁ怖いか怖くないかは見てみらんとな。