東洋医学の宇宙戦争

 昨日「宇宙戦争」見たついでに、今日は東洋医学での世界の成り立ちを話していきます。あのタコ足ロボットがいつ埋められたかを検証(しねぇ)。

☆せかいをつくろう

 さて、先ず「宇宙」という言葉ですが「往古来今謂之宙、四方之上謂之宇(上下四方これを宇といい、往古来今これを宙という)」(淮南子/天文訓)が元になってます。つまり宇宙とは宇(空間)宙(時間)を表す言葉なんですねぇ。
 因みに東洋的な宇宙の始まりは混沌。形もないただの広がりがあるだけだったんですが(太易)、ある時にそこにが生じます(太初)。その気が分化して清く軽い気(陽気)と濁り重たい気(陰気)に別れ、陽気は上って天になり、陰気は下って地へと変ります。更に天地の二気から四季が生じ、そこから人を含めた万物が生じていく・・・これが宇宙の成り立ちです。(列子/天瑞編)
 …ロボットはいつ埋めたんだか…(違

☆人間の気と世界の気

 ここまで紐解いてみれば解るのですが、東洋医学ではこういう訳で世界と人間との結びつきを解説してるのです。混沌→気→陰陽→四季→万物という感じで万物は環境(気)によって創られ、人間もその一部であることを理解しなさいと、まぁ、こういった説教臭ェ話を構成して言ったわけで…でもまぁ実際思い当たる事も多くあなどれないと思います。たまには世界に関して気を使ってみるのもよいかもしれません。