後向きなアナタ

 さてウダウダでは負けてない東洋医学コーナーですが、今日は後面行きます。後面といえば臓は上半身が心臓下半身が腎臓ってのはおぼえちょるかな?わかんなかったら前々回あたりを見直すとヨロシ。
 んでは各個の説明に。

☆心臓

 今までの心臓のイメージはまぁ色々あるとは思いますが、東洋医学では心臓も消化の働きを持ちますw・・・まぁ厳密には違うんだけど。心の働きは小腸という腑で行われるんですが、胃での残余物が小腸に降りてきて、小腸で心臓の陽気によって小腸の中のものを蒸発させて、蒸気のような形で津液を作って吸収するとされてます。これを再吸収といいますが、それでも残ったものは小腸から大腸に送られることになります。

☆腎臓

 で、脾(胃)→心(小腸)→肺(大腸)と流れて来た飲食物ですが、次に突入するのは腎臓(セットなのは膀胱)です。大腸での残余物は膀胱に降りてきて、腎臓の力で膀胱の中のものを沸かし、蒸気のような形で津液を作って吸収するとされてます。で、最後まで残った奴ぁ尿として排出されるわけです。ここまでが消化の流れですな。
 で、まぁそんな感じで人間は食いモンから血&津液を作っとるんですが、もし前面に物が詰まると脘腹張痛&便秘の症状が出現し、また後面だと小腹痛&尿の異常が出ることになります。また『詰まり』が原因の疾患は実症と呼ばれて押すと痛みが加重するという特徴をもつのできをつけませう。

 と、いうわけで以下次回。