さて、昨日の続きつづき・・・どこまで話したっけ(確認中)。あー、そかそか、マッサージまでお話したんでしたっけな。なら今日は室戸兄さんも興味津々の「柔道整復」から。

柔道整復師

 「柔道整復師」と聞くとあまり馴染みが無いんで「???」となってる人も多いと思いますが、これは所謂「整骨院」の資格になります。昔から柔道ってな怪我が多く、その怪我を治す為に発展した独自の治療法・・・これが「柔道整復」になります。んだから柔道整復師ってのは取得資格の一つに「柔道初段(今は1級か?)」ってなのがあったりする結構変った国家資格なのです。まー今は柔道と両立してる人少なそうですけど。で、やってる事はまー本当は脱臼治したり骨折整復したりってのがメイン・・・な筈なのですが、実はここで一つ問題があるのですよ。

☆柔道整復の問題点

 
 柔道整復の問題点・・・これはズバリ「保険」です。鍼灸師や按摩・指圧師なんかは、地方自治体による判断で保険の適用が決定され、しかもその保険の方法もスゲェ面倒というアレでナニな展開を見せておりますが、何故か柔整はえらく基準が甘い上に請求が楽という利点がありまして(・・・背景に色々あるんですけど、それはまた後日)・・・で、柔道整復師マッサージ師まがいの施術で柔整の保険を請求するという半ば日常茶飯事化した違法請求がまかり通っている訳です(鍼灸師でも柔整の資格を同時に取得して保険請求する場合も多し)。施術内容の線引きも曖昧ですし、結構保険による財政圧迫も大きくなってる昨今としてはこれから問題になっていくんじゃねぇかなぁと個人的には思ってる問題であります。


 とりあえず長くなっちゃったんで今日はこのくらいで。