このコーナー随分久しぶりの更新な気がするなぁ(事実です)。先日後輩であるもなか君から「東洋医学で脳溢血をアレでナニできないか」という質問がありましたので、今回はその辺のアプローチをやってみたいと思います。
 
 
<脳溢血って何?>
 
 『頭蓋内の出血は総称して一般的に脳出血 (のうしゅっけつ) と呼ばれる。脳出血は脳内への出血と脳周囲への出血に分類される。医学的には狭義での脳内出血のみを指すことが多い。(Wikipedia 脳出血より)』まぁぶっちゃけ脳内で出血を起こし、それが原因で引き起こされる疾患も指す場合が多いですが、症状としては出血部位に伴う麻痺障害が主に成ります。その他細かい分類もありますが、今回は東洋医学で何ができるか」に焦点を絞って解説していきます。
 
 
東洋医学での脳溢血>
 
 東洋医学では「脳溢血」という概念は存在しません。あるのは症状にあわせた東洋医学的なアレという事で、脳溢血の患者さんに対してはその症状に合わせて治療していくと言うのがメインの治療法と言うことになります。
 
 この辺で誤解しやすいのが「血」の存在です。西洋医学的なアプローチでなら血圧の降下や血液の改善(脂質・糖分等)なんかが効果的ですが、これが東洋医学的な側面になるとこの「血」というものの意味が変ってきますんで厄介なのです。
 
 
 とりあえず本日は導入までと言うことで。
 以下次回。