さてぇ、前回で各臓腑の働きについてを色々まとめたんですが、何通か「三焦ってなんですか?」という質問を貰ったんで今日はそっちを説明しときませう。
☆三焦は3つの焦
で、三焦はさんしょうと読みますが、前回言うたように側面の一つで肝と対を成す腑です。ですから肝と同様通り道としての機能を持ちます。で、その働きを行う場所によって3つに分けられる訳ス。
心・肺→上焦(じょうしょう)…上から全身に栄養を分ける
脾 →中焦(ちゅうしょう)…栄養物を作る
肝・腎 下焦(かしょう) …濁(排泄物)を下から出す
この3つを合わせて「三焦」という腑とします。前も言うたけど、「肝・心・脾・肺・腎」をもって五臓とし、「三焦・胆・小腸・胃・大腸・膀胱」をもって六腑となります。覚えててね。(本当はあと心胞とかあるけど、それはまた今度)