と、いうわけで(どんなだ)本日も開始です東洋医学。今日は「今夜から使える経絡治療」という感じでお送りします。
 
 昨日は「血の改善には『心』『肝』『脾』をアレしろ」というとこまでお話しました。ではこれ以降はその三臓の知識が無ければ治療できないのでしょうか。答えはノン!!ここで所謂原絡治療というスグレモノを紹介したいと思います。
 
 
<原絡治療とは?>
 
 原絡治療とは、関係ある経脈の原穴を主治に使い、その経脈の裏の絡穴を副治に使うという単純かつ判りやすい治療法なのです。しかも結構効く。すぐに使える技術ななので皆さんもお試しにどうぞー。
 
 どう言う風に使うかというと、とりあえず『心』『肝』『脾』を例としてみましょう。
まず原穴を取りますが、心肝脾の原穴は其々「神門」「太衝」「太白」になりますのでこいつを主治に取ります。で、次が心肝脾の表裏である小腸・胆・胃の絡穴である「支正」「光明」「豊隆」を副治として使えばおk・・・簡単ですなマジで。
 経穴の場所はググれば出ると思うんで各自調べてください。
 で、こういう慢性病の場合は補法で取るのが普通なんでその辺も注意してくださいな。鍼を使わない人は、ゆっくり指圧してあげるか軽くお灸なんぞしてもらえれば良いです。
 
 では皆もレッツ鍼灸!!